VBCのグレーが“控えめな上質”|ブラウンタイと濃茶のシューズで完成する柔らかなクラシック

イタリア・ビエラの名門、VITALE BARBERIS CANONICO
創業1663年、世界で最も歴史あるミルの一つとして知られ、
その生地が持つ“控えめな艶としなやかさ”は、日常のビジネススタイルに
確かな風格を添えてくれます。

今回仕立てた一着は、
グレーの杢調にごく微細な茶ストライプが走る、クラシックなスーツ。
柔らかくもコシのあるカノニコらしいタッチで、身体に自然と馴染む着心地が特徴です。

写真でも分かる通り、
織りの奥にほのかに表情があるため、無地とはひと味違う奥行きが出ます。
派手さは一切なく、それでいて“さりげなく上等”。
カノニコが得意とする、まさにイタリア的ブリティッシュの佇まいです。

裏地はブラウンで統一。
ジャケットを脱いだ後姿に、ほんの少しの遊び心が覗きます。

合わせの妙:エクリュのシャツ × ダークブラウンタイ

今回のコーディネートは、
スーツのグレーに“温度”を与えるために、エクリュのシャツを採用。
真っ白ほど鋭くなく、かといってクリームほど甘くもない――
品良く柔らかな光を吸ってくれる、万能の一枚です。

そこに重ねたのは、ダークブラウンのソリッドタイ
グレーとの相性は言うまでもなく、落ち着いた大人の配色でありながら、
しっかり存在感を出してくれます。

足元:濃茶で完成する“クラシック”

仕上げは濃茶を。
黒ではキリッとしすぎるところを、
濃茶にすることでスーツ全体のトーンと調和し、
温かみのあるビジネススタイルに仕上がっています。

ソックスはチャコールのリブ。
主張せず、しかし安定感のある選択です。

■ 日常に“上質な静けさ”をもたらす一着

カノニコのグレースーツは、
ビジネスの場において“過度に主張せず、それでいて確かな品位を感じさせる”という
極めてバランスの良い佇まいを実現してくれます。

派手さではなく、丁寧なものづくりと誠実な佇まいを大切にしたい方へ。
そんな価値観に寄り添う一着に仕上がりました。

一着あれば重宝するスーツのご紹介▶ [冬のネイビースーツ] 

◆◆ ふるさと納税情報 ◆◆

この冬、ふるさと納税で自分だけのお気に入りの紺ブレをつくってみませんか?

京都市のふるさと納税返礼品としてもお選びいただけます。▶ [Salon de Waltz(ふるさとチョイス限定)]

◆◆ Salon de Waltz 公式Threads◆◆
Threadsはじめました。

こちらでは、ヴィンテージアイテムのご紹介をさせて頂いております。

希少価値のあるプロダクトを厳選して買付

オールドヴィンテージが持つ本来の魅力と美しさを丁寧に引き出します

ひとつひとつのプロダクトに宿る背景や手仕事の温もりを大切に
真の価値を感じて頂けるご提案を心がけております。▶ [@waltz.kyoto_naoko]


 

京都でオーダースーツを仕立てるなら
Salon de Waltzをご利用くださいませ ― 完全予約・ご紹介制サロン

 

「VBCのグレーが“控えめな上質”|ブラウンタイと濃茶のシューズで完成する柔らかなクラシック」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 京都のオーダーサロンがご紹介するシリーズ|ロロ・ピアーナ Super130's を用いたチャコールストライプスーツと

コメントは受け付けていません。

上部へスクロール