京都の秋。朝の光の中で、ネイビースーツに袖を通す。
今日は新しいお取引先との打ち合わせ。誠実さをまっすぐに届けながら、少しだけ前向きな華を添えたい。
だから、黄色のネクタイを結んだ。明るすぎず、淡くやわらかな黄。関西の秋の空気にしっくり馴染み、胸の内の小さなエールも託せる色だ——阪神タイガース、日本シリーズでも頑張ってね、と(笑)。
白いシャツで印象を清く整え、黒のストレートチップで足元を引き締める。余計な装飾は足さない。代わりに、丁寧な仕立てと正しい寸法、磨かれた革の艶に語ってもらう。
静かな準備には、相手への敬意が宿る。装いは、こちらの姿勢を一番素直に伝える言葉。今日の一式、お客様にとって、信頼をかたちにするための“勝負服”となりますように。
スーツは深いネイビー。光の角度でマイクロチェック独特の織りの表情が立ち、会議室でも沈まず、写真では重たく映りすぎない。ネクタイは黄色でもレモン寄りではなく、少しだけ落ち着いたトーンを選ぶのがポイント。白シャツはブロード、靴はキャップトゥ。小物はネイビー〜黒でまとめ、紙もの(ノートや雑誌)の“質感”を添えると、知性の温度が一段上がるかな(笑)。
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