信頼と、少しのエールを。——秋のネイビースーツ

京都の秋。朝の光の中で、ネイビースーツに袖を通す。
今日は新しいお取引先との打ち合わせ。誠実さをまっすぐに届けながら、少しだけ前向きな華を添えたい。
だから、黄色のネクタイを結んだ。明るすぎず、淡くやわらかな黄。関西の秋の空気にしっくり馴染み、胸の内の小さなエールも託せる色だ——阪神タイガース、日本シリーズでも頑張ってね、と(笑)。

白いシャツで印象を清く整え、黒のストレートチップで足元を引き締める。余計な装飾は足さない。代わりに、丁寧な仕立てと正しい寸法、磨かれた革の艶に語ってもらう。
静かな準備には、相手への敬意が宿る。装いは、こちらの姿勢を一番素直に伝える言葉。今日の一式、お客様にとって、信頼をかたちにするための“勝負服”となりますように。

スーツは深いネイビー。光の角度でマイクロチェック独特の織りの表情が立ち、会議室でも沈まず、写真では重たく映りすぎない。ネクタイは黄色でもレモン寄りではなく、少しだけ落ち着いたトーンを選ぶのがポイント。白シャツはブロード、靴はキャップトゥ。小物はネイビー〜黒でまとめ、紙もの(ノートや雑誌)の“質感”を添えると、知性の温度が一段上がるかな(笑)。

◆◆  関連記事 ◆◆

権威と力を象徴するカラーリングの考察

◆◆ ふるさと納税情報 ◆◆

ちょっとしたコーディネートにトラベルポーチはいかがでしょうか?

京都市のふるさと納税返礼品としてもお選びいただけます。▶ [Salon de Waltz(ふるさとチョイス限定)]

◆◆ Salon de Waltz 公式Instagram ◆◆
製作の舞台裏やコーディネート提案など、更新しています。▶ [@waltz.kyoto_naoko]

京都でオーダースーツを仕立てるなら
Salon de Waltzをご利用くださいませ ― 完全予約・ご紹介制サロン

「信頼と、少しのエールを。——秋のネイビースーツ」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 京都のオーダーサロンがご紹介するシリーズ|節目にふさわしい一着 – Huddersfieldの英国生地で仕立てる

コメントは受け付けていません。

上部へスクロール