京都の街に似合うイタリアンブルゾン

🧵バルスターブルゾン

生地:The British Millerain(ブリティッシュ・ミラーレーン)/Made in England

英国のアウトドアクロスを代表する老舗、ブリティッシュ・ミラーレーン社
1894年創業、バブアーやベルスタッフなど名立たるブランドに採用されてきた伝統的なワックスドコットンを中心に、現代では撥水加工やポリエステル混紡など機能性と耐久性を両立させたファブリックを展開しています。

今回のモデルでは、その英国素材を使用しながらも、ワルツらしく都会的でクリーンな表情に仕上げた一着。
バブアーのようなワックスドクロス特有の重さや味は敬遠して、クラシックなバルスターブルゾン型に落とし込んでいます。

スタイルの特徴

  • 高めのスタンドカラーとニットリブが織りなす、
    ブルゾンながらもジャケットライクなバランス。

  • ネイビーの色調が上品で、ドレススタイルにも違和感なく馴染む。

  • ボタンフロント仕様で着脱も軽快。

今回ご紹介のお素材
ポリエステル100%,ピーチドマイクロファイバーとは

【ポリエステルの特徴】
◆基本性質

合成繊維の中で最も汎用的で強い繊維のひとつとなります。

ナイロンと並ぶ強度・耐久性を持ち、シワになりにくく、寸法安定性にも優れています。軽く・速乾性が高く・吸湿性が低いため、汗をかいてもべたつきにくい。ポリエステルは、ユニクロさんのエアリズムにも含まれている素材と明記すればわかりやすいのかもしれませんね。

熱セット加工やプリーツ加工などに適し、ウォッシャブル性が良いということになります。

スポーツウエアにも使用されている素材で、長時間の紫外線や洗濯にも強く、色あせや黄変が起きにくい。耐薬品性にも優れ、屋外使用やスポーツ用途にも適しています。

◆短所

高温でのアイロンや乾燥に注意が必要です。

◆構造と製法

「ピーチド(Peached)」とは、生地表面を微細に起毛させて“桃の皮(Peach Skin)”のような感触に仕上げた加工のこと。

「マイクロファイバー」は、極めて細いポリエステル繊維(髪の毛の1/100程度) を用いた素材で、繊維の表面積が大きく、なめらかで柔らかな風合いを生み出しています。

◆特徴

スエードのような上品なマット感と、指先に吸いつくような柔らかいタッチ。イメージしやすいかと思います。

織密度が高く、軽量で防風性・撥水性にも優れる(多くは表面に撥水加工を施す)。

着用感としては、雨天時に蒸れを感じることもあり、色映り防止のために防水スプレーを使用した方が良いです。そうすることで、汚れが付着しにくくもなります。

●合成繊維にはなりますが、ピーチドスキンという特性より色映りはご注意くださいませ。

ポリエステルの強さ・形態安定性に、ピーチド加工とマイクロファイバー技術を組み合わせることで、

「軽く・柔らかく・シワにならず・上品なマット質感を持つ」高機能ファブリック

が実現しています。

つまり、スポーティーさと高級感を両立した現代的素材です。
(例:トラベルジャケット・ライトコートなどに最適かなと思います)

 

コーディネート提案

白シャツやニットを合わせた端正なカジュアル。

チノやウールスラックスでトラッドに、デニムで抜け感を添えれば、週末の街歩きにも最適です。

 

◆◆  関連記事 ◆◆

レザーブルゾンもお仕立てさせていただいております。

▶ [少し肌寒い時に一着あれば便利な革ジャン] 

◆◆ ふるさと納税情報 ◆◆

この冬、ふるさと納税で自分だけのお気に入りの革ジャンをつくってみませんか?

京都市のふるさと納税返礼品としてもお選びいただけます。▶ [Salon de Waltz(ふるさとチョイス限定)]

◆◆ Salon de Waltz 公式Instagram ◆◆
製作の舞台裏やコーディネート提案など、更新しています。▶ [@waltz.kyoto_naoko]


 

京都でオーダースーツを仕立てるなら
Salon de Waltzをご利用くださいませ ― 完全予約・ご紹介制サロン

上部へスクロール